この度は、横浜クリニックのホームページをご覧になって、有難うございます。このページをご覧になっているのは、悪性リンパ腫と診断された方、その御家族、お知り合いの方だと思います。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんの総称で、大きく分けてホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つがあります。ホジキンリンパ腫は日本では比較的まれな疾患で約10%です。
ホジキンリンパ腫はその大部分がBリンパ球由来であることが最近わかってきました。非ホジキンリンパ腫は、その細胞由来により、B細胞性、T細胞性、NK細胞性、またその細胞の分化度でいろいろな種類に分けられています。
それは、腫瘍細胞の悪性度や、予後を推定し、治療法を選択するために大変重要になります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)なのかを把握することが大変重要です。当グループクリニックが行なっている高活性化NK細胞療法も、どのような病型(タイプ)なのかによっては、リスクを伴う場合があります。
悪性リンパ腫の標準治療としては、放射線療法、化学療法、生物学的製剤、造血幹細胞移植などがありますが、標準治療を行った場合でも高危険群の方では、5年生存率が25%弱です。現在は坑CD20モノクローナル抗体などの新しい薬剤の併用により、全体的に生存率は向上していると考えられます。しかしながら、まだまだすべての患者さんを治癒できるというレベルには程遠く、さらなる治療法の改善が望まれます。
免疫細胞療法には、活性化リンパ球療法や樹状細胞療法、ワクチン療法など多くの治療法が有りますが、悪性リンパ腫、特に日本人に多いB細胞型リンパ腫には、NK細胞療法が有効との症例がすでに報告されています。当グループクリニックでは、このNK細胞療法と、自律神経免疫療法とを組み合わせた「複合免疫療法」により、がんに対して身体に優しい治療、あきらめない治療を積極的に行なっています。
免疫細胞療法には、培養する免疫細胞の種類の中で、
主にT細胞を活性化し、増殖させる「活性化リンパ球療法」(LAK療法)と、
主にNK細胞を活性化し増殖させる「NK細胞療法」と、
主に樹状細胞を活性化し増殖させる「樹状細胞療法」があります。
T細胞は、比較的培養が簡単で、増殖させやすく、数を容易に増やすことが出来るメリットがありますが、そのままでは、がん細胞を悪者と認識することが出来ないという難点があります。
NK細胞は、ナチュラルキラー細胞という極めて原始的な細胞で、がんであれ何であれ、異物と見れば即座に攻撃する性質を持っています。
樹状細胞は、それ自身で攻撃する能力は無く、T細胞に、がん細胞の特徴を教えて、がんを攻撃できるように教育する細胞です。T細胞にがん細胞の特徴を教えるためには、樹状細胞に、死んだがん細胞を食べさせる必要があり、手術の時にがん細胞を取っておかなければなりません。さらに、大量のリンパ球を採取するために、特殊なリンパ球分離装置を用い、3〜4時間かけてアフェレーシス(成分採血)を行う必要があります。患者様への負担も大きく、全ての患者様には適応できません。
現在、比較的簡単に培養できる「活性化リンパ球療法」を施行しているクリニックが多く、データも多いです。例えば、肺癌術後に免疫療法を施行するのとしないのとで、活性化リンパ球療法でのデータでは5年生存率で30%以上の差があるとの発表もあります。しかし最近ではこの作用の主役はNK細胞であると考えられており、NK細胞を選択的に増殖させた「NK細胞療法」の場合は更に良いデータが出ると思われます。「NK細胞療法」は「活性化リンパ球療法」から進化した治療法に当たり、「樹状細胞療法」は、まだデータが乏し過ぎます。ですから、当横浜クリニックでは、悪性リンパ腫には、NK細胞を活性化し増殖させる「NK細胞療法」が最も適していると考え、施行しております。
悪性リンパ腫に関しては、ことに進行がん、再発がん、転移がんといった場合、ほとんどのケースで 根治治療(完全治癒を目指す治療)としての外科手術が適応外となり、化学療法(抗癌剤治療)が中心となります。しかしながらこの抗がん剤治療は、治癒を目指すものではなく、腫瘍の縮小が その目的となります。腫瘍の断面積が2分の1になった状態が4週間続けば、奏功したと表現されます。
残念な事にその奏効率自体も、患者様にとって満足のいくものではないのが現状です。
標準治療としての化学療法は、患者様の耐えられる最大限の抗がん剤を投与します。
その結果、仮に奏功したとしても、甚大な副作用を及ぼし、QOLの低下を余儀なくされます。 さらに患者様自身のがんと戦う力=免疫力を低下させてしまいます。
奏功しなかった場合には、抗がん剤の毒性のみを受けてしまうということにもなりがちです。 結果、全体としての延命期間が平均するとごくわずかということにもなっています。
免疫治療の効果を示す上で、一般的には以下のような基準が考えられています。
上記の3つのケースを加えたパーセンテージを有効率とする基準が一般的です。
当クリニックと同様の、NK細胞療法を行っている施設においては、22%〜30%の有効率が報告されています。
全身転移にいたっている末期がんの患者様を含め標準治療の治療限界を超えてしまった患者様も多く含まれている中での有効率です。
海外における臨床データを見ても、だいたい30%内外の報告がなされています。また、確率は別として、余命宣告を受けた末期がんの患者様が、完全寛解(CR)をとげた例も報告されています。
当クリニックと同様の自律神経免疫療法を行っている複数の施設においては、60%〜70%の有効率が報告されています。三大療法との併用例も含まれているとはいえ、驚くべき成果が上がっています。
当クリニックは上記の2つの療法を併用することにより、より高い治療効果の実現を目指します。
NK細胞療法は、近年急速に広がってきた西洋医学の先端治療法ですが、当クリニックではさらに自律神経免疫療法との併用によってより高い治療効果を目指しています。自律神経免疫療法によって、患者様の身体を副交感神経優位の状態にもって行きます。
その状態のほうが、より免疫細胞療法の効果を引き出せると考えられるからです。
進行がん、再発転移がんに限らず、標準治療に加えてもう一つ、力強い治療を受けたいとお考えの患者様に有力なご提案をしていきます。
悪性リンパ腫に関しては、他にも新しい治療法、治療薬、それらの併用療法が次々と開発されています。当クリニックでは前述の「複合免疫療法」以外にも、新しい治療法に取り組み、患者様とともに明るい未来を築いていきたいと熱望しています。
CT画像等、診断情報をご持参の上、無料相談にお越しいただければ、個別に治療方針を立てさせて頂きます。是非、ご相談下さい。